日野セレガHDS・セレガFC

日野セレガは1990年に、前身のブルーリボンをフルモデルチェンジして生まれた観光バス。大型バスが中心モデルではあったが、9mの中型バスのモデルもあり、これが、セレガFC。

セレガが、2000年に、各部に改良をほどこしたセレガRにリニューアルした際、9mのモデルのセレガFCもセレガRFCにリニューアルした。

その後、日野自動車がいすゞとのバス事業の統合したことにより、2005年に、フルモデルチェンジした統合モデルとして「セレガ」が登場。この9ｍモデルが、「セレガハイデッカーショート」（セレガHDS）。いすゞとのバス事業統合後は、「セレガ」同様、ジェイ・バスにより製造されている。

現行モデルは、2017年に登場した、平成28年規制適合車で、スキャニングクルーズⅡ、可変スピードリミッター、ESスタート、車両安定制御システム、電子制御ブレーキシステム、ASR、ABS、ドライバーモニタ―Ⅱ、ドライバー異常時対応システム、PCS（歩行者検知機能付き衝突回避支援タイプ）、ELR付3点式シートベルト、などの装備で高い安全性の確保を図っている。また、ハイデッカーショートのエンジンは、5.2L直列4気筒ターボエンジン、ミッションは、7速AMTとなっている。