エルガミオ

エルガミオは、いすゞ自動車が1999年に前身の「ジャニーK」（LR）をフルモデルチェンジして発売した中型路線バス。

2004年には、日野自動車に「レインボーⅡ」としてOEM供給されるようになり、2007年には、中型路線バスとして、日野自動車との統合モデルとなる。

2016年にフルモデルチェンジし、エルガミオが2代目となるのを機に、日野自動車の「レインボーⅡ」は、「レインボー」に改称されて販売されるようになる。

現行モデルの車内仕様は都市型、ラッシュ型、郊外Ⅰ型、郊外Ⅱ型4種類となっている。乗車定員は、都市型が61人、ラッシュ型61人と62人、郊外Ⅰ型が５９人、郊外Ⅱ型が５８人となっている。エンジンは、いすゞ製の4HK1-TCS型を搭載。高い環境性能をほこるこのエンジンは、直列4気筒の5.2Lエンジンで、新VGSシングルターボを搭載している。このエンジンにより「ポストポスト新長期排出ガス規制」に適合し、「平成２７年度燃費基準」を達成している。トランスミッションは、いすゞ製6速ATMを搭載し、2ペダル化とオートニュートラル、ECONOモード等により、ドライバーの負担を軽減する車両となっている。